仕事、という言葉を聞くと「嫌だ」という気分になってしまう人も少なくないでしょう。
仕事と趣味を区別するものはいくつかありますが、その中の一つに「仕事は楽しくないもの」という印象があるはずです。実際のところ、仕事は趣味とは違い、自分のやったことに給料という報酬が発生し、それに伴う責任も生じる以上、必ずしもやりたいことや楽しいことだけをできるわけではありません。とはいえ、本当に嫌なことばかりの仕事を長く続けることは難しいでしょう。もし今の仕事に不満を感じているのであれば、自分から仕事に楽しさを見出してみましょう。そのためにはいくつかの方法があります。
まずは、仕事の目的を思い出し、その達成を目指すというやり方です。先に述べた通り、私たちが仕事に取り組むのは給料を得るためです。しかしその一方で、世の中にあるたくさんの仕事の中から今の仕事を選んだ理由があるはずです。そこには金銭以上に、自分のやりたいことや、その仕事の中で成し遂げたいことなどが隠れているでしょう。そういった目標を思い出し、今自分がやっていることが将来の成功につながると考えれば、日々の仕事を成長として受け止めることができます。
また、大きな目標以外に日々小さな目標を立てるのも有効です。何の目標もなく漫然と日々を過ごすより、一日ごとに小さな喜びを積み重ねるほうが、仕事の楽しさも見つかります。自分の得意分野を見つけて、それに専念するのも良いでしょう。不得意なことよりも得意なことの方が続けやすく、また好きになりやすいのは当然です。得意分野や目標を見つけて、それを日々の楽しみにしてみましょう。